メジャースケール1

2019年06月14日

メジャースケールとは

「メジャースケール」という言葉を聞いて、ピンとくるでしょうか。以下のサウンドを聞いてみてください。

EX2-1

そう、「ドレミファソラシド」のことです。「ミ」と「ファ」、「シ」と「ド」の間が「半音」、それ以外の間は「全音」となっており、「全、全、半、全、全、全、半」の順で音を並べることを、「メジャースケール」といいます。「スケール」は音の並びのことで、「ドレミファソラシド」は明るい響きがするので、「メジャースケール」と名付けられているのです。さらにこの場合、「ド=(C)」がスケールの最初の音なので、「Cメジャースケール」という言い方をします。なので例えば、「ラ=(A)」から始まる「暗い」スケールは、「Aマイナースケール」と呼ばれます。

※ド=C、レ=D、ミ=E、ファ=F、ソ=G、ラ=A、シ=B、と覚えましょう。

実際に弾いてみましょう!

それでは実際にメジャースケールを弾いてみましょう。 ピアノを弾く際には、下図の運指番号どおりに鍵盤を抑えることで、スムーズに演奏できるようになります。

EX2-2 運指番号

親指が、人差し指が、中指が、薬指が、そして小指がです。 この運指番号通りに鍵盤を抑えるのは、最初は難しいと思いますが、慣れてくるとこの運指が最適であると理解できると思いますので、一つずつ丁寧に覚えていきましょう。 またメジャースケールが弾けるようになると、「音程(インターバル)」や「調性(キー)」についての理解も深まります。 今回は下記に各キー(計12個)のメジャースケールをピアノで弾いている動画を用意しました。 このコラムでは、音楽理論の説明に、メジャースケールを頻繁に使用します理論をきちんと理解するためにこの12のメジャースケールは完全に暗記してください暗記していないと、先に読み進めても理解しにくくなります!

EX2-3 Cメジャースケール
EX2-4 D♭メジャースケール
EX2-5 Dメジャースケール
EX2-6 E♭メジャースケール
EX2-7 Eメジャースケール
EX2-8 Fメジャースケール
EX2-9 G♭メジャースケール
EX2-10 Gメジャースケール
EX2-11 A♭メジャースケール
EX2-12 Aメジャースケール
EX2-13 B♭メジャースケール
EX2-14 Bメジャースケール

ここまで、12のメジャースケールを紹介しました。 必ず覚えて、先に進んでくださいね! それでは次回の記事もよろしくお願いします。