お悩み・FAQ

ONAYAMI & FAQ

DTM・DAWや音楽制作に関するいろいろなお悩みにお答えします

DTM・DAWで音楽制作をしていると、機材、ソフト、作曲、アレンジ、打ち込み、録音、ミックスなど、様々なお悩みが出てくると思います。そのようなお悩みを内容別に分け、一つ一つ丁寧にお答えしていきます。各項目をクリックすると詳細にジャンプします。

機材・ソフトに関して

アンプシュミレーターって何ですか?

「アンプシュミレーター」とは、例えばエレキギターの場合、「ギターアンプの音をマイクで録音した」状態をシュミレートするものです(ベースのアンプシュミレーターも存在しますが、今回は主にギターのアンプシュミレーターについて話します)。

DAWで録音を行う際にアンプシュミレーターがなかった場合、ギターの音は、単純にオーディオインターフェイスに繋いで録音しても、普段みなさんがCD等で聞いているギターの音にはなりません。ボーカルやアコースティックギターを録音するのと同じく、実際にギターアンプからなっている音をマイクで録音しないと、あの音にはならないのです。実際に、DAWが出始めた頃はアンプシュミレーターは存在しなかったので、全てスタジオでマイク録音されていたと考えられます。

そこから、技術の発展に伴い、「アンプシュミレーター」でのギターの音作りが、実際の音楽制作に生かされるようになってきました。使い方は非常に簡単で、素の音で録音されたギターに、アンプシュミレーターを通すだけです。それでけで、「マーシャル」や「メサブギー」などのアンプを通してマイク録音されたものとそっくりな音を得ることが可能です。また、アンプだけでなく、ギターのコンバクトエフェクターの名器や、マイクのセッティング(距離やマイクの種類)をアンプシュミレーター内で選ぶことができます。素の音のギターを「ライン」と呼び、一旦ラインで録音されたギターの音は、アンプシュミレーターを使って、後から自由に音作りが可能になってきます。

アンプシュミレーターを使わず、ギターアンプとマイクで録音するシーンを想像してみてください。質の良いギターの音を録音しようとすると、ギターアンプそのもの、ギターアンプを爆音で鳴らす部屋、マイク(実際のレコーディングでは、1本だけでなく、2〜3本立てることが多い)などコストと手間がかかります。さらにこだわりだすと、アンプの電源、キャビネット(スピーカー)の選択など、キリがないほどのバリエーションがあるので、いい音で録るには知識と経験が必要なのはわかると思います。

それがアンプシュミレーターでは、ラインでしっかりギター録音ができてさえいれば、いくらでも手早く音作りが可能で、特にデモ制作にはもってこいです。ライン録音も質を高めようとすれば、DIという機材にこだわる必要が出てきますが、「アンプ&マイク」ほどシビアなものではありません。最近のオーディオインターフェイスには、ほとんど「Hi-Z」と呼ばれる端子が付いており、この端子にさすだけで、他の機材は全く必要なしに、ライン録音が可能です。まさにアンプシュミレーターの使用を想定したデザインになっていると言えるでしょう。

アンプシュミレーターは、現在様々なメーカーから販売されています。もっとも手軽に使えるのは、DAWでプラグインとして起動する、ソフトウェアタイプのアンプシュミレーター。ラインで録音したトラックに、プラグインアンプシュミレーターをインサートするだけです。cubase、logic、live、studio oneなど、ほとんどのDAWには、最初からアンプシュミレーターが付属しており、何も買い足さなくても、ギターの音作りが可能です。DAW付属のアンプシュミレーターで満足できない場合は、プラグインアンプシュミレーターを別途購入するという手もあります。百年でも実際に使用されているプラグインタイプのアンプシュミレーターは、「Native Instruments /Guitar Rig」「IK Multimedia / Amplitube」「Waves / GTR」などです。他にも「Line6 / Pod Farm」「Universal Audio / UAD-2(のアンプシュミレーター)」「Softube / Vintage Amp Room」などがあります。やはりDAW付属のアンプシュミレーターよりも音が多く、また元となっているアンプのモデルも豊富です。

また、最近出てきているのは、ハードウェアタイプのアンプシュミレーターです。実はプラグインのアンプシュミレーターが普及する前、アンプシュミレーターの歴史を変えたのは、ハードウェアタイプのものでした(Line6の「Pod」という製品です)。それがパソコンの発展に伴い、一時期プラグインタイプが主流になっていましたが、最近また質の高いハードウェアタイプのアンプシュミレーターの人気が上がっています。代表的な機種は、「Kemper」「Fractal Audio / Axe-Fx2」です。この2製品はプラグインタイプのアンプシュミレーターの音質をはるかに凌駕しており、プロでも聞き分けが不可能なくらい、本物とそっくりです。百年では「Kemper」を使用しています♪ お悩みトップへ

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