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色々なコードを押さえてみよう
前回までの知識を生かして、色々なコードを押さえてみましょう。コードネームをみてコードを押さえられるようになるには、今までの基本的な知識をしっかり覚えていることが大切です。
・各12キーのメジャースケールが弾ける
・長、短、完全、増、減をつけて、2音間の音程が正確に答えられる。
・コードの各構成音がルート音から数えて、何度の音程になっているかを覚えている(例えば、□m7(マイナーセブンス)だと、ルート、短3、完5、短7など)
自信のない人は、もう一度こちらより復習してみましょう。
では、これらのコードを鍵盤で弾いてみましょう。
1. F
2. Ebm
3. B△7
4. Cm7
5. Gb7
6. Aaug
7. Db7sus4
8. Em7(b5)
9. Abm△7
10. Gadd9
11. Bb6
12. Dm6
音はこんな感じです。ヒントにしてください(ルートは1オクターブ下で重ねています)。
EX10-1 FEX10-2 Ebm
EX10-3 B△7
EX10-4 Cm7
EX10-5 Gb7
EX10-6 Aaug
EX10-7 Db7sus4
EX10-8 Em7(b5)
EX10-9 Abm△7
EX10-10 Gadd9
EX10-11 Bb6
EX10-12 Dm6
答え
答えを導き出すには、まずルート音から始めるメジャースケールを弾き、そこから必要な音程を取り出していきます。たとえば「5. Gb7」だと…
①まず、Gbメジャースケールを弾きます(動画はこちら)。
EX10-13 Gメジャースケール
②□7(セブンス)は「ルート、長3、完5、短7」の組み合わせです。Gbから見ての「長3、完5、短7」を確認しましょう。「長、短」などがよくわからない方は、こちら。
EX10-14 Gbから見た各音の度数
③必要な音を重ねて、コードの完成です。

残りのコードの答えです。全て同じ要領で考えましょう。高解像度の画像はこちら。
