土台作り2

2019年09月01日

今回も前回からの続きで、防音室の土台作りについて書いていきます。前回の記事はこちら。

土台作り2 | 百年ブログ
今回も前回からの続きで、防音室の土台作りについて書いていきます。前回の記事はこちら。 工具について まずは、防音室制作に必要な工具を紹介します。資材、工具等には通し番号をつけて本シリーズで使用していきます。工具、資材まとめはこちら。 [A]...

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工具について

まずは、防音室制作に必要な工具を紹介します。資材、工具等には通し番号をつけて本シリーズで使用していきます。工具、資材まとめはこちら

[A]インパクトドライバー…ビス(ねじ)を止めるだけでなく、穴あけなど様々な用途に使えます。少し値が張りますが、充電式のものの方が使い勝手もパワーも違います。

[B]丸ノコ…電気ノコギリです。腰の高さより少し高い机や作業台も必要です。取り扱いには十分注意を。

[C]メジャー…安いので2つくらい購入しておきましょう。

[D]タッカー…ホチキスのようなもので壁に物を止める際に使用します。ステープル(針)は消耗品です。安いので2つくらい購入しておきましょう。

[E]カッターナイフ、はさみ…通常の物で大丈夫です。

[F]定規…1m~2mの長い物が望ましいです。カッターで直線に切りたいときに使用します。

[G]水平器…しょっちゅう使う物ではありませんが、あると重宝します。

[H]ビス…インパクトドライバーでとまるネジです。長さは場所に応じて必要なので、木材をみてご自身で長さを判断してください。

土台を作る

ようやく土台作りです。まず土台の目的は、「浮き床をつくる」ことにあります。以下の図を見てください。

EX3-1 浮き床の効果

このように、床に遮音タイプ支持脚(以下支持脚)をつけると、その上に乗る部屋全体が浮いたような状態になり、振動が支持脚に集中します。支持脚の底にはゴムがついており、そこで振動が抑制され、階下には伝わりにくくなるという仕組みです。 支持脚の重要性がわかったところで、構造に移りましょう。筆者が作った防音室は、横から土台を見ると以下のようなサンドイッチ構造になっています。

EX3-2 土台の断面図

土台にはパーチクルボードを使用します。パーチクルボードに支持脚がついています。パーチクルボードは分厚く重いので、床材にはぴったりです。パーチクルボード裏側にグラスウールを敷き詰め、上にはコンパネ、鉛シート、コンパネと重ねました。

組み立てを順番に見ていきましょう。まず、パーチクルボードに支持脚を等間隔で裏向けにつけていきます(EX3-3)。支持脚には強力な接着剤が付いているので、そのまま貼り付けることができます。

EX3-3 パーチクルボードに支持脚をつける

実際の作業の様子はこちら。

EX3-4

支持脚の間にグラスウールをタッカーで取り付け、ひっくり返します(EX3-2参照)。土台の完成です。この上にコンパネ、鉛シートを乗せていきます。 注意点は板を重ねていくとき、同じ方向に揃えないことです。パーチクルボードもコンパネも規格でサイズが同じなので、隙間が同じところにでき音もれがしやすくなるからです。

EX3-5 板を重ねる方向に注意

続きはまた次回で。

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